ホーム > 北山丸太ができるまで > 作業の流れ
穂摘み・挿し穂(挿木)
植林
下草刈り
枝打ち
良質の北山丸太をつくるための特に重要な作業。最初の枝打ちは植林後6~7年後に行い、その後一般的には4年毎に枝打ちを繰り返します。枝打ちは、成長期の4~7月以外の期間に、はしごを杉の幹に架けて枝まで登り、鋭利に砥いだ鎌か鉈(なた)を使用して行います。出来るだけ枝の付け根を幹に沿って打ち落とし、打ち跡が幹より出ていないことが重要です。
絞巻き(人造絞丸太のみ)
主に床柱に使用する人造丸太をつくるため、生育中の幹にプラスチック製の箸状の当て木を針金等で巻き付け、2~3年の太りを利用して当て木を食い込ませ、木肌に凸凹の絞り模様をつけます。
(4~7月は避けるのが望ましい。)
枝締め
伐採・搬出
皮剥き・背割り
天日乾燥
人工(機械)乾燥
磨き作業
乾燥させた北山丸太の表面を、さらに光沢を引き出すため、たわし状のもので磨きます。この作業は従来、「菩提の滝」で採取した砂を使って女性たちが磨いていました。しかし近年は水圧やたわし状のもので磨くことが主流となっています。