天気予報どおり冷え込み、厳しい寒さに「明日は雪やなぁ」と呟きながら床につかれたのではないでしょうか。
夜が明けて12月26日の朝。目覚めると北山杉の里はすっぽりと白いベールに包まれていました。

業務の始まった生産組合も真っ白な雪。轍を作りながら自動車が入ってきます。

水分を含んだ綿のような雪が山々を覆っています。今年最初の雪の華。

「しんしん」。響きのない音が聴こえてきます。写真に撮るとまるで点描画のようです。

皮を剥いた丸太も天日干しのはずが雪化粧。

一日遅れのホワイトクリスマス♪
たっぷりと粉砂糖をかけたロールケーキが並べてあるみたい。

写真家さん達が冬の台杉と雪景色をカメラにおさめていました。

杉坂・真弓方面の交差点にある表示板は0℃を示しています。午前10時。

杉坂も真っ白。

道風神社の前は足跡ひとつありません。欄干の朱色と雪の白色が鮮やかなコントラストを描いています。

小野道風さん、雪が積もりましたね。こんな寒い日は筆を持つ手も悴みそうです。

あらあら中川に入ると可愛らしい雪だるまが並んでいます。こんな風景も京都市内では滅多に見られません。

青いバケツに赤い南天の実。まぁるいお目めが愛らしい雪だるま。近づいてみると里芋です。
炭や練炭で暖をとっていた時代はそれを使って顔を描いたりしました。その炭も今ではバーベキューとか「炭火焼肉」のお店の方がよく知られていますね。
「おばあちゃん、雪だるまの目はどうやったらええの?」
「そやなぁ。ほな、こいもさん付けとき」
小さな手のひらにころんと置かれた里芋ふたつ。
雪の多い冬は山職人にとって厳しい季節です。でも、子ども達はどんなに寒くても雪が大好き。
もしかしておじいちゃんやおばあちゃんとお孫さんはこんなやりとりをしてたのではないかしら?
いよいよ冬本番、雪害も心配です。でも、微笑ましい光景を想像してみると心が和んだひとときでした。


