ブログ 北山杉の里だより

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藤の花

2016.5.12  日記 

 藤の花の季節となりました。

 ここ北山杉の里でも近年山々に藤の花が美しく咲いています。

ただ・・・昭和40年代、50年代、60年代頃に北山杉を育ててきた年配の方に言わせると・・・

藤の花が咲くのは「山が手入れされていない証拠」だとか。北山丸太の需要が全盛期の頃は山林が宝の山だったことから、絡まって北山杉を台無しにする蔓は全部切り、しっかりと山の手入れをしていたので、この地域で藤の花はほとんど見られなかったそうです。

育てた北山杉のほとんどが十分な価格で販売できればこのように手入れされず荒廃した山林もないのでしょうが・・・

今後、産業として継続できなければ、北山杉の山々は放置林となり、いつか一面に藤の花が咲いてしまうかもしれません。

そうならないよう、北山杉の里らしい景観を子々孫々にまで残せるよう、北山杉の需要を掘り起こす努力を惜しんではいけない!
 

「藤の花」を眺めながら改めて考えさせられました。

ミス日本「みどりの女神」現る

2016.5.6  日記 

このところ更新が出来ず、申し訳ありません。久々の投稿になります。

ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日、とってもチャーミングな美女が北山杉の里へ来られました。
2016年度「ミス日本みどりの女神」の飯塚帆南さんが、北山丸太・北山杉を視察するため京都府の担当の方と当組合へお越しいただきました。

ミス日本 「みどりの女神」は、日本の木の文化や、緑や木の重要性をわかりやすく発信する役割を担っており、未来に繋がる豊かな緑を守り育ててきた取り組みや、生活に根ざした日本の木の文化を尊び、ふれあいや活用を通じて、みどりと木への親しみを広め、さらには若さや美しさから緑や木の新たな価値の発信の役割を担うことも期待され、ミス日本コンテストにおいて選ばれます。

ミス日本コンテストでは、最高位の「グランプリ」をはじめ、他に 「みどりの女神」、「水の天使」、「海の日」、「ミス着物」、「準ミス日本」が選ばれます。

この日、まずは北山丸太に触ってもらってつるつるの木肌や光沢を感じていただいたところ、その肌触りにとても感激していただきました。
そして林産物というより伝統工芸品としての性格をもつ商品との説明を聞かれて、その生産工程にも興味を示されました。 

枝打ち道具の鎌や鉈が、他の地域と違ってとても薄く小さなものなので、その理由や枝打ちの方法についても説明させていただきました。

また、かつて女性は頭上に載せて丸太製品を運んでいた事や、人造絞りの加工工程など、熱心にメモを取りながらお聞きいただきました。

また、北山杉育成法の一つの台杉仕立ての説明を、現物を見ながら。こちらもこの地域独特の方法に、とても興味をもっていただきました。

最後に、説明させていただいた当組合理事長と記念に写真を撮っていただきましたが、理事長の表情が緊張のせいか、固まっていました


今秋には京都府において全国育樹祭が開催されますが、 「みどりの女神」 飯塚さんにはそのPRをはじめとして、京都に来られる機会も多くありそうですね。

また全国各地において、森林を守るために木材を使って森林資源を循環させていくことの大切さを、若さと美しさを生かしてPRし、ご活躍されることを願っております。
そしてその際には、
折に触れ、京都の北山丸太・北山杉についても全国でお伝えいただくよう、ご期待いたしております。

北山丸太を題材に社会科授業!

2016.4.13  北山杉体験・研修 

 当組合には、5年前より社会科授業の一環として、立命館小学校より3年生全員にお越しいただき、北山杉・北山丸太の校外学習を実施させていただいております。

 

  毎年、事前学習されてきたのだろうなと思われるノートを手に、熱心に研修にも挑まれている生徒さんを見て、いつも感心しています。

 偶然、子ども達の興味を引き出す先生の工夫を見つけましたのでご紹介したいと思います。

 北山丸太を使った社会科の事前授業の様子はこちら

 

 このページでは、立命館小学校 柳沼先生の社会科の授業で、北山丸太の人造絞りの加工方法を取り上げて、どうして絞模様ができるのかを実物サンプルを見ながらみんなで考えて興味を引き出し、最後には天然絞丸太との価格の比較を子供たちに考えさせている様子までが詳しく紹介されています。

 事前学習で、ここまで北山丸太について深く考察して下さっていたんだと、とってもうれしく感激いたしました

 伝説の灘中学高校の国語教師の故橋本治先生も「銀の匙」という本を中学の3年間を通して教材とされたといいます。

 先生方はどうしたら児童の学習意欲を高められるかを日々考えておられる事と思います。

 「北山杉・北山丸太」は小学生から大人の方まで、歴史(室町時代にさかのぼります)や文化(数寄屋建築・茶の湯文化)、また生物学的、になど様々な側面から学習していただける生きた教材になるんだと、改めて感じさせていただきました。

ヤマザクラ

2016.4.4  日記 

あちらこちらで桜の開花、満開のたよりが聞かれていますね。
この週末、京都市内は花見や観光の車で大変混み合っていました。

さて、北山杉の里 中川では早咲きのヤマザクラが1本、満開となりました。

このあたりでは、他の枝垂れ桜やソメイヨシノはまだつぼみか、ちらほら咲きの状態ですが、清滝川のそばに咲くこのヤマザクラは毎年他の桜より早く咲き始めます。
 かなりの古木で、北山杉の脇にたった1本、真っ白な花を咲かせ、凛とした気高さを感じる樹です。

 

実は昨年末にこの林を所有する山主さんが他界され、初めての春となり、このヤマザクラが例年よりも、何かを伝えようとしている、そんな印象を受けながら、写真に収めました。

北山杉も非常によく手入れされて美しく、一目見て山主さんの山に対する気持ちが伝わってきます。

東山魁夷の絵画のようなこの風景、 いつまでも残していきたいと改めて感じました。

 

 

梅満開

2016.3.26  日記 

京都市中心部では2~3日前に桜が開花したと報道されておりましたが、北山杉の里の当組合前ではようやく梅の花が満開になりました。

気温差が3~5℃あるので、植物も気候に合わせてまちなかとは違う風景を楽しむことが出来ます。

今朝の気温は0度と冷えました。こちらで桜の花が咲くのはまだ少し先になりそうですね!

京都木材会館 完成!

2016.3.9  北山丸太・みやこ杣木 使用事例 

3月7日、京都木材会館の内覧会が行われ、見学に行って来ました。



この建物は京都木材協同組合の事務所の他、店舗、共同住宅からなる京都初の4階建て純木造建築です。
構造材には京都産木材を100%使用し、1、2階は柱芯材を杉材で、その周りを石膏ボードで囲んで燃え止まり効果をつくり、さらにその周りを杉材で覆った、木あらわしの耐火部材の柱を採用しています。


 

そして玄関ホールの階段には、2階天井まで北山丸太を使っていただきました。
細く長く真っ直ぐに伸びる北山杉の林をイメージしていただける京都らしい意匠となっています。
 

また2階の事務所や会議室、廊下だけでなく3、4階の賃貸住宅の床にもヒノキのフローリングが使われ、建具も木製にするなど、あちらこちらに京都の木を使ったこだわりが感じられる、そして木の香りいっぱいの建物に仕上がっていました。


会議室の入口両脇には、北山杉の小丸太を意匠として使っていただいていました。とても素敵な使い方ですね!

また正面玄関横のウィンドーにも北山杉の小丸太が林立されていましたよ。

この建物が京都の木材業界を代表する建物として、そして京都の木の良さをPRする場所として、多くの方々に注目され、目に留まりまた活用されることを願っております。


春の雪とひな飾り

2016.3.1  北山杉加工品 

先週末は4月の陽気でとても暖かでしたが、昨夜から北風が強まり、今朝は3月に入ったというのに北山杉の里はまたまた一面の雪景色です。
積雪は5センチ。北海道では数年に一度の猛吹雪との事で、やはりまだまだ油断はできないですね。

そろそろ タイヤを夏用に替えても?と思っておりましたが、替えなくて正解でした。はい。

けれどこの冬見納めになるかも、のとても綺麗な雪景色が見られたのでこれはこれでラッキーでした。

 

そして北山杉の里センターのホールには、例年のように「北山杉のひな飾り」をお飾りしております。

 

このへんでそろそろ見納めの雪にして、春にやって来ていただきたいですね(^。^)

 

北山丸太 使用事例 「女性に優しいシェアオフィス」

2016.2.24  北山丸太・みやこ杣木 使用事例 

 お久しぶりで御座います。

昨日2月23日の京都新聞 夕刊を見られた方はいらっしゃいますか?

 

 3月1日~京都市下京区の事務機器商社のウエダ本社(五条通堺町)にて、子供連れの女性経営者や従業員を受け入れるシェアオフィスが誕生するとの記事です。ウエダ本社が全額出資設立する運営会社(京都の女性起業家が立ち上げる)が、在宅勤務などの女性を対象に開放されるそうです。

 4月~女性の採用や昇進の機会拡大を図る女性活躍推進法が全面施行されますが、中小企業に託児所の運営は難しく、在宅勤務では孤独な子育てに陥りやすいため、このようなシェアオフィスを福利厚生メニューとして、企業に提案し、育児休業からの復職準備や時短勤務にあたる女性従業員に利用してもらうとの事。

 さてこのオフィスは、記事の写真の後ろに並ぶ北山丸太の柱で囲った会議スペースと事務スペースを備え、子供さんが遊べる床張りの広間も設けられています。
 

 ウエダ本社様がこのシェアオフィス空間を設置された際、当組合が北山丸太の納品に関わらせていただきましたが、北山丸太が放つ木の香りや手触りを多くの人に感じてもらい、気持ちよく過ごしていただけることを期待しています。特に子供さんが小さい頃から、本物の木に触れられるのはとても良い体験だと思います。

 このように、色々な場所で北山丸太を見ていただき、触れていただく機会が増えるのは、本当に嬉しいことです。これからも、北山丸太の使用事例も新旧問わず掲載していきたいと思います。

 

 

まだまだ凍っています。

2016.2.8  日記 

本日の北山杉の里の様子

日中は暖かい日も増えてきたとはいえ、まだまだ朝晩は寒いというより、冷たい日が多いです。
で、週末は朝起きると5cm位屋根に雪が積もっていたんですよ。町に住むお孫さんを預っておられた近所の人は「朝から雪で遊んで喜んでたわ~」と言ってられましたが・・・大人にはつらい田舎暮らしです。

 

「今朝の杉阪、道風神社」 凍っている感じ わかりますか? 朝8:00です。

「今朝の杉阪口」

-6℃はこの辺りでも随分寒い気温です。

台杉全体が凍っています。

写真が下手なもので、オドロオドロシイ絵画のようになってしまいました。ちょっと宮崎アニメに出てくる背景のような・・・言い過ぎですね、スミマセン

やはり春が待ち遠しいです。。

 

冷え込みますね。

2016.2.3  日記 

今日は節分ですね、節分の頃が1年で最も寒いといいます。

「福は内、鬼は外」と言いますが、どこかで「福は内、鬼は内」とも聞きました。本当に鬼は自分の内にいるものと、

心得ることが大切だと思います。

 

本日の様子

中川トンネルを抜けるとそこは雪国・・・「杉阪口」8:30

組合に向かいます。

組合周辺はこんな感じで、うっすら雪化粧です。

こんなに日が照っているとすぐに溶けてしまいそうですが、山に入ると気温が低い為、

まだまだ雪も残っているそうです。体感しないと、なかなか想像できないですね。

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